ただ一人の魔法使い



『空海君ッ!?』



空海君の腕は



ペキッ…パキッ…



空「な……何…だ…!?」



弾が命中した所から、どんどん、緑の何かが現れる



それは…



優「……植物……?」



蔓を伸ばして腕に絡み付く



植物



「「それ、人間の血に反応する''吸血草''だよ!」」



空「き…吸血…」



「「それね…しばらくすると、勝手に枯れちゃうから大丈夫だよ。」」



空「…本当か?」



「「うん。……血はかなり吸われちゃうけど。」」



…大丈夫の粋に入ってないと思うな…



空「…血なんて……吸われてたまるか!!」



空海君は草が巻き付いていないもう片方の手で



空「灰になりやがれッッ!!」



ボオォッッ!…



発火






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