ただ一人の魔法使い

決意




――――……



暗い、電気が着いてない部屋



一台のパソコンの画面だけが着いていて、薄気味悪い



厄「ほぅ…君から直々に私に会いに行くるとは…」



その一台のパソコンの前に座っていた厄名が、クルッと椅子を回転させてこちらを見た



『貴方に会いたくて来るわけないでしょ。』



厄名になんて、会いたくなかった



…けど



『…私の魔法、必要だよね?』



私の魔法で



「ああ。」



私の中に在る能力で



『確認なんだけど、私の魔法でユラン君達や研究所の中に居る動けない子達は…皆、動けるんだよね?生きるんだよね?』



厄「そうだ。この研究所の失敗作、及び動くただの人形達は全て正常になる。」



皆は、



助かるんだ……








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