ただ一人の魔法使い
徐々に、水槽の中のヨナちゃん、黄色とピンク色の光が輝き始める
『ィヤア゙ァ゙ァアアア゙アァァアッッッ!!!』
余りの痛みに手足をばたつかせていたが
夜「……氷鎖……」
ピキッ…ピ…キッ…
それは、夜斗君の氷で作られた鎖によって押さえ付けられた
『アアァ゙ァアッ…ク…ァ゙アァッ…』
次第に体が麻痺してきて、悪い意味で痛みを感じなくなってきた
…その変わりに、どんどん温度や感覚がなくなってくる
夜「……ヨナ…」
その間にも、ヨナちゃん達の光は輝きを増していた
『……ッ…ァ……ゥ……』
目の前が何だか、ぼんやりと黒くなりはじめる
私…やっぱり…
死んじゃう…の…かな…?
‘魅衣お姉ちゃん’