ただ一人の魔法使い
『…ゆ……らん…く……?』
気の性…かな…
今、ユラン君の声が…
〔安全装置 作動、安全装置 作動〕
ガ…ガガガ…
厄「な……何だ…何が起こった!」
〔機会内に砂状の物質を発見 機会作動 一時停止、機会内に砂状の物質を…〕
砂…?
‘お姉ちゃん、大丈夫?’
『…!……』
ユラン君!?
気の性じゃ…ない…
突然聞こえたユラン君の声に驚いていると、ユラン君はまた驚く発言をした
‘今、僕が機会を止めたよ’
ユラン君が…!?
じゃあ、砂状の物質って
ユラン君…?