ただ一人の魔法使い
夜「…何で、こいつらを削除してない。」
ヨ〈…そんな命令受けてない〉
その言葉に夜斗君は、何時もの夜斗君とは思えない、とても低い声で言った
夜「…何でこいつらが…ここに居る。…ヨルが…連れて来たのか。」
ヨ〈…そうだよ。パートナー達以外にも、一杯…ね〉
夜「……裏切り者。」
ビキッ…ピキッキッ…
夜斗君の手に集まる
氷
それは形を変え
ユ〈……氷刀…〉
日本刀…の様な、明らかに危ない雰囲気がする刀に変わった
夜「覚悟……!」
その刀は、ヨルちゃんに向かって振り落とされた
ヨ〈………っ〉
…が
?「…自分のパートナーに向かって攻撃は、無いと思うぜ?」
氷刀は
バシャアァッ…
夜「…………」
私のよく知っている人の'能力'によって、水と化した