ただ一人の魔法使い
水槽に繋がっている針も腕から抜かれ、一応は自由になった
空「新川……立てるか?」
手足の感覚、温度を感じ取れるまでは回復してきた
けど、
『……ッ……』
手足に力が入るだけで、体は一向に動かない
空「…新川、ちょっと我慢してくれよ。」
フッ…と、体が軽くなった
…と思えば
『……っ…//』
ドアップで目の前に空海君の顔が
世で言う、お姫様抱っこって奴です…
何気に…その…
…恥ずかしい…
〈…魅衣ちゃんから…離れr
リ〈まぁまぁ、いいじゃないですか♪〉
ラ〈それよりさ…まずは、新川にこんな事した奴と、その水槽?をどうかしないといけないんじゃないの?〉
「「そぅそう!」」
ライン君の言葉に皆が
夜斗君、厄名
それに、水槽の中の光に注目した