ただ一人の魔法使い



科学特殊能力者にも魔法特殊能力者にも、幼く、まだ能力をまだ十分に使いこなせない時に1/100の確率で起こるのが、能力の暴走



世界的に見れば、珍しい事じゃない



小さい時、私も一回能力が暴走して弥一にぃに迷惑を掛けてしまった



けど、それは能力がまだ小さい物だったから直ぐに解決した



…だけど



『……っ……』



尋常じゃない程下がる気温



吹き荒れる、吹雪



目の前の能力の暴走は



規模が違いすぎる



既に、さっきフーちゃん達が壊した壁も、氷の塊で塞がせれしまった



〈ま…また安全装置を設定するっていうのは?厄名は?何処に…〉



勝「…さっき一目散に部屋から出てったぞ。」



〈…………〉



勝気君の言う通り、厄名の姿は跡形も無く消えていた





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