ただ一人の魔法使い



〈じ、じゃあ…夜斗は?機会の操作とかは…〉



ヨ〈…夜斗は研究所の機会なら殆ど扱える〉



当たり前、と言う様に答えたヨルちゃんの答えに、皆からの希望の眼差しが夜斗君に向けられた



「「夜斗君!!」」



夜「………」



ガッ…ガコンッ…と不気味な音を発している機会に夜斗君が近づこうとした時だった



優「……!ダメ…っ」



夜「!………」



優ちゃんが夜斗君の手を引っ張った



と、その時



バチッ…チッバチィッ!!!



空「っ…で…電気……」



機会の上を、大音量を放ちながら、白黄色の光が鋭く走ったのが見えた






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