ただ一人の魔法使い



「「空海の炎で溶かしちゃえっ」」



空「おぅ!」



そう言うと、氷の塊に向き直った空海君は



空「…溶解…!」



シュッ…と一瞬で氷を溶かした、が



ヨ〈…残念〉



その壁はまた、ヨナちゃんの氷の能力によって塞がれてしまった



空「…っ溶解!溶解!」



その後も何度も試したけれど、結果は同じだった



「「じゃあ、壁をまた壊す?」」



夜「…これ以上この部屋の壁を壊すと、この部屋が崩れて、僕達は瓦礫の下敷きになる。」



リ〈じゃあ、どうしましょう…〉



皆が頭を悩ませた時だった






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