ただ一人の魔法使い



空「新川…お前…何して…」



『今からね、ヨナちゃん達を止めるから。』



レ〈どうやって…ですか…?〉



〈私達の魔法で、だよ〉



『うん。』



魔力は沢山使うから、ちょっと疲れるかも…



…否
ちょっと以上…かな?



〈準備は…



《渡魔法》〉



フーちゃんが唱えると、私中心に一瞬、水の波紋の様にして白く光る何かが広がって消えた



渡魔法


魔法を、一定区間まで広げる魔法



次に…



『《各封鎖》』



そう唱えると



魔法特殊能力者だけが見える魔力で作られた壁が、ヨナちゃん達を包んだ



オ〈黒髪、の…レディ…〉



七「…貴女のやろうとしている事って…」



『大丈ー夫っ見ててね!』



七里ちゃん達にニッコリと笑って、ヨナちゃん達に向き直った






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