ただ一人の魔法使い
「「魅衣ちゃん…起きてる…。えっもしかして…幻覚!?幽霊とか!?えっ僕(私)達、幽霊見てるの!?わっわ…」」
あわあわと慌てだす双子ちゃんの声を聞き付けて、桜ちゃんや勝気君も…
勝「何、騒いでん、…だ?」
桜「どうしたの?そこらへんの砂利の石みたいに固ま…って……?え…」
再び固まる二人と
レ〈あ…新川さん…!〉
リ〈えっ…魅衣ちゃんだ!お久しぶりです♪〉
目を見開く一人と、笑顔で私に言う一人
『えー…っと……お久しぶりです…なのかな?』
桜「……魅衣ちゃん〜〜♪起きたんだっ♪」
ギュッと抱きしめながら、私の頬をすりすりとする桜ちゃん