ただ一人の魔法使い



優「た…たしか…明日の…能力審査は……」



「…ダウガンっていう巨大ライオン型の魔物を倒す事よ。10秒以内で倒せればS級、それ以下は論外。」



『ダウガン……』



空「こういう実戦では、勝気は危ないんだよな〜。」


『?なんで?』



空「勝気の能力は、翼で空を飛べる能力であって、敵を攻撃出来る能力じゃない。」



〈…じゃあ、どうやって魔物を倒すの?〉



勝「それは見てのお楽しみだな!」



勝気君は、絶対勝てるっ!…というような感じで、得意げに笑った



キーンコーン…

カーンコーン…



夜「………帰る。」



ガタッ



空「おお、またな!」



『…まだ1時間目なのに、帰っていいの?』



桜「Sクラスだけね♪」



空「そうそう!」



Sクラスってなんでもあり?



勝「じゃあ、俺も帰るわ。」



ガラガラ…



ん?窓?






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