ただ一人の魔法使い
この学校に来たのはいいけど…
私達、家ないじゃん…
弥「ああ、それはだな…」
チャリ…
『鍵?』
〈何処の鍵なの?〉
弥「この学校の裏に、寮があるんだ。ここの生徒は誰でも使っていい事になってるからな!で、この鍵だ。その寮の、最上階に二つ部屋があるから、その右側の部屋を使っていいぞ!!」
『ん、了解!』
〈…さっそく行ってみる?〉
『うん!じゃあ弥一にい、バイバイ!』
弥「ああ。」
『では……
《影移動》』
そう呟いた途端
私の体は自分の影の中に消えた…