ただ一人の魔法使い



それから30分後―――――――



「「つ……疲れた〜…」」


『……大丈夫?』



「「…魅衣ちゃんは疲れてないの?」」



『私は……まあ……ね…』


……ちょびっと体力回復魔法使ってるから……



空「…どうする?試合終了するか?」



「「まだまだ〜っっ☆」」



双子ちゃんが、再び私に能力を使おうとした



その時―――――――――




ガンッ!!! バンッ!!!



天井から、嫌な音が……



「「!!!魅衣ちゃん!?上!!!」」



『……上?』



見上げてみれば……



『!!!っっヤバ……』



天井が何故か崩れ、その崩れた大量のコンクリートと……



大きな








……氷?



空「くそっ間に合わ――――――――」




ドカアアアァァン……



空海君が言い終わる前に、私の上に降ってきた、大量のコンクリートと氷



…………



……だけど……




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