ただ一人の魔法使い



空「それにしても……なんでラインとリュラが…?」


「「そうそう!今の時期はまだ、科学細胞開発所に居るはずだよね?」」



科学細胞開発所って…


前にも聞いた…よね?



リ〈予定だったら、来週位に帰ってくるはずだったんだけど……開発所の責任者がまた何か始めたみたい〉


空「またか……」



ラ〈それで、簡単な検査だけして問題無し!…って言われた科学特殊能力者のパートナーは、戻ってよしってな感じになったんだよ!んで、俺達は検査をしてOKだったから、帰ってきたんだけど……ちょうどその時、黒髪の女の子がピンチだったんで、助けに来たって訳だ〉



そうなんだ…



『……空海君……開発所の責任者さん?が、何か始めたって…今回だけじゃないの?』



またか……って空海君、言ってたし…



空「ああ……結構頻繁にあるな。」



…何をするんだろう…




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