ただ一人の魔法使い
「「開発所の責任者ってね〜、白髭を生やしたおじさんって感じで、新しい能力を造るのが大好きなんだよ?」」
『新しい……能力……?』
空「そうみたいだな。近頃は、「これまでに無い、最強の科学特殊能力を作り出してやる!」…て意気込んでたな。」
『そう……なんだ……』
〈……新しい能力が何よ〉ボソッ
空「?何か言ったか?」
〈別に……〉
『…………』
フーちゃんが、顔を顰めてそう答えた
ラ〈…取り合えず、戻ろうぜ。ここで突っ立ってるのも何だしさ…〉
リ〈他の能力者達のパートナー達も、皆の所に戻ってると思うよ?〉
「「じゃあ、取り合えず教室へGO〜♪」」
空「おうっ……新川、行こうぜ。」
『……うん。』
突如、天井が崩れ
大量のコンクリートと
何故か大きな氷が落ちてきた
今回の事件
だが
この事件は
ある《悲劇》の
始まりに過ぎなかった…