ただ一人の魔法使い
勝「……新川、さっきのを説明してもらおうか…」
『な…何の事で…ゴザイマショウ…』
緊張しすぎて、最後の辺りがカタカナに……
リ「…さっきの能力の事とか……」
『えっと……あの…その…』
〈言い訳を考えて!実は『光』の能力も使えたとか〉ボソッ
『う…うん……』ボソッ
七「……言い訳と嘘は私には通じない事をお忘れなく。」
…そうでした…
七里ちゃんは
『透視能力』保持者…
嘘は全てばれる
七「……魅衣。」
『………はい…』
七「洗い浚い……話してもらいましょうか…?」
『………はい(泣)』
……今までで一番、七里ちゃんを恐いと思った瞬間だった
『……はぁ……』
もう…
言い逃れは出来ないな…