ただ一人の魔法使い
皆に周りを囲まれ、私の事情聴取が始まった…
『えっと……まず……』
「「はいはいっ!僕(私)が質問していい!?」」
双子ちゃん達が勢いよく手を上げた
『ど…どうぞ…』
「「魅衣ちゃんは何者?」」
…直球!!!
『……人間?』
勝「それは誰だって解る。」
『……だね…』
オ〈…だから、何で『光』の能力も使えてたのかって事〉
レ〈…この世に…二つの能力を使える人間はいませんから…〉
…そうなの?
〈…何でそう決め付けるの?もしかしたら、居るかもしれないじゃない〉
私もそう思う
魔法特殊能力の能力は、親から子へと遺伝する
それは、科学特殊能力も同様
なら、異なる能力を持った親から生まれてくる子供は、親の能力を二つとも持っている可能性がある
空「…それは有り得ないな。」
『…何で?』