ただ一人の魔法使い



『…私と弥一にぃは科学者達の目を盗んで脱走した。私が魔法を使えたから、捕まる事はなかった…』



桜「そ……んな……」



勝「…………」



皆、かなり動揺してる



……自分達の能力を研究してる人達が、人殺しをしてたんだもんね…



『…まぁ、これが私が魔法特殊能力者って隠してた理由。』



…もしまた見つかれば、前の様な事になりかねない……



空「…じゃぁさ…新川は俺達の事……嫌いなのか…?」



『……何で?』



七「……家族を殺した科学者が作り上げた能力を使っているから……」



そういう事ですか……



「「魅衣ちゃん……嫌いなの……?」」



オ〈そうなのかい…?黒髪のレディ……〉



レ〈…………〉



……私は…





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