ただ一人の魔法使い



空「……新川はこれからも、科学者に狙われるかもしれないんだろ?」



『…うん。』



空「んなら、これからは俺達が守ってやる!」



〈…守る?〉



「「それイイ♪」」



レ〈僕もそう思います〉



優「は…はい!!!」



……守る…?



空「新川は魔法があるから殆どは大丈夫だと思うけど……友達が目の前で危険な目に会ってるのは見過ごす訳にはいかないからな!」



『ぇ…で…でも…もしかしたら、空海君達まで危なくなるかもしれないんだよ…?天井から瓦礫が降ったり、ガラスが私の方に飛んで来たり…もしかしたらっ!…って時もあるんだよ…?』



しかし、空海君は私の言葉には怯まず



「その時はその時だ!…ってな訳で…」



ガシッ



空「これからもよろしくなっ!!!」



私の両手をガッシリと掴んだ



『………ありがとう…』



その手から伝わる温もりが



とても暖かかった



空「よし!!今から全力で新川を守るぞーーっ!!!」




「「〈おーーー!!!〉」」



私の部屋に皆の掛け声が響き渡った
























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