ただ一人の魔法使い



ガラガラガラ…



…カチャッ



……ん?



カチャッ?



『…あのぉ……夜斗君?』



夜「何?」



『…鍵まで閉め…
夜「皆に聞かれちゃいけないから。」
そぅですか…』



…その位大事な事なのかな…?



夜「………それに……」



シュウゥゥゥ…



『!?な……』



夜「見られても……いけないから…」



私の回りには…



夥しい氷の刺



夜「………氷結。」



ジャキィィ…―…ィン…



『な……に……これ…』



その氷と氷の刺を繋ぐ



氷の壁



『………





《炎火》』



氷なんて…



炎で一発!



ボオオォォ…



夜「……流石……魔法特殊能力者だな……」



『!!!……何で知って…』



夜斗君にはまだ、言ってなかったのに…




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