ただ一人の魔法使い



…と、その途端



ガクンッ



『ぁ……れ……?』



何…だか…



ふらふら……する…



夜「…能力に直接、催眠薬を混ぜた。」



『そ……な……事……』



出来るはずない



夜「…出来るよ。研究さえすれば…」



研究



…嫌な響き



ドサッ…



ヨ〈……おやすみ〉



『……っ……』
























空「ちょっと待ったーーーーーッッッ!!!」



バリイイィィンッ!!!!



『…く……かぃ……く――――――――』



頭の中に響く、ガラスの割れる音と



空海君の声





そこで私の意識は途切れてしまった……












――――――――――























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