ただ一人の魔法使い
七里 Side
夜「……皆に言えない事だから、隣の教室に…」コソッ
皆に言えない事……?
……怪しいわね…
オ〈My レディ…〉
七「何?くだらない事なら後に……」
〈…CoolなBoy…夜斗から…とても黒い感情が…〉ボソッ…
!!!
能力を使ってみると…
七「!!!ッッ(な……によ……これ…)」
言葉では表しきれない程の
どす黒く
そして、重過ぎる
思い
『……行こっか?』
夜「……ああ。」
ガラガラガラッ…
………
七「……皆、今すぐ隣の教室に行くわよ。」
「「えっ……どうしたの…?」」
七「……魅衣が危ないかもしれない……」
桜「えっ!?」
リ〈新川さんが!?〉
レ〈ぁ…危ないって…〉
夜斗
とんでもない事を…
…………
魅衣を
助けないと…!
七里 Side end