ただ一人の魔法使い



空海 Side





《……魅衣が危ないかもしれない……》



新川…



クラス総出で隣の教室に向かうと…



空「!!……夜斗……」



「「魅衣ちゃん!!?!」」



ラ〈…………〉




……夜斗の姿



そして、夥しい氷の刺



それらを繋ぐ氷の壁



…正に、氷の鳥かご



その中には…



新川



『………






《炎火》』



ボオオォォ…



新川の能力で一瞬にして氷は溶けた



優「…す…凄い…ですね…」



空「……ああ。」



新川は



魔法特殊能力者



そう簡単には負けない



……つかの間の安心が過ぎった



……が











< 98 / 267 >

この作品をシェア

pagetop