ただ一人の魔法使い
夜「ヨル。」
ヨ〈うん〉
ピキッ……ピキキッ…
新川に向けられる、鋭い氷
『離し…ッッ
ヨ〈発射〉』
ドスッ…
その氷が見事に新川の背中に当たり
吸収された
ドサッ…
『……っ……』
倒れ込む新川
空「新川ッッ!!」
ドアを開けようとしたが
ガチャガチャッ!!
…鍵が掛かってやがる…
なら…
バリイイィィンッッ!!!
「ちょっと待ったーーーーーッッッ!!!」
窓から行くまでだ!
『…く……かぃ……く………』
夜「…………」
空「………夜斗。」
「「魅衣ちゃん!!!」」
桜「な……いと……君……」
〈み……魅衣ちゃん!!?!〉
俺が割った窓から入って来る皆