天神学園高等部の奇怪な面々Ⅲ
女性陣がキャイキャイ言う横では。
「陽、葉也」
宜虎が二人とグッ!と肩を組む。
「で、どうだったんでぃ?」
「は?どう、とは?」
「鈍いなおめぇらは!」
グイッと二人を引き寄せ、宜虎は声を潜める。
「俺ぁ経験ねぇからよく知らねぇが、海水浴ってなナンパの聖地なんだろ?綺麗なお嬢さん方の連絡先とか入手できたのか?更にはきょうこの水着姿も拝めたんだろ?かーっ!羨ましいなコンチクショウが!」
「あー…」
宜虎の発言に、陽と葉也は顔を見合わせて苦笑い。
「宜虎が思ってるほどハーレム状態じゃなかったぜ?」
「なんでぇ、そうなのか」
少しつまらなそうにする宜虎。
その背後から。
「小夜ちゃん、GO!」
「ひでででででっ!」
別の女の話をする宜虎にヤキモチを焼いたのか、芽々が小夜に指示を出し、小夜は小夜で膝十字固めを宜虎に見舞った。
「陽、葉也」
宜虎が二人とグッ!と肩を組む。
「で、どうだったんでぃ?」
「は?どう、とは?」
「鈍いなおめぇらは!」
グイッと二人を引き寄せ、宜虎は声を潜める。
「俺ぁ経験ねぇからよく知らねぇが、海水浴ってなナンパの聖地なんだろ?綺麗なお嬢さん方の連絡先とか入手できたのか?更にはきょうこの水着姿も拝めたんだろ?かーっ!羨ましいなコンチクショウが!」
「あー…」
宜虎の発言に、陽と葉也は顔を見合わせて苦笑い。
「宜虎が思ってるほどハーレム状態じゃなかったぜ?」
「なんでぇ、そうなのか」
少しつまらなそうにする宜虎。
その背後から。
「小夜ちゃん、GO!」
「ひでででででっ!」
別の女の話をする宜虎にヤキモチを焼いたのか、芽々が小夜に指示を出し、小夜は小夜で膝十字固めを宜虎に見舞った。