天神学園高等部の奇怪な面々Ⅲ
「そ、そうだよね」

涙を拭い、きょうこはエヘヘと笑う。

…終わる事が切なくなるほど寂しい。

きょうこにとって、いや他のメンバーも。

この旅行はそれ程の充実したものだった。

夢のような時間はいつだってあっという間。

夢のような時間はここでオシマイ。

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