天神学園高等部の奇怪な面々Ⅲ
さて、一旦道場に荷物を置いて。
「せっかく来たのにじっとしてるのも勿体無いからな」
陽が待ちきれないといった様子で立ち上がる。
ここからは各々目的地に向かって別行動となる。
海水浴に向かうのは陽、きょうこ、葉也の三人。
キャンプに向かうのは宜虎、芽々、小夜だ。
「芽々先輩、ほんとに海水浴行かないんすか~?」
プロポーション抜群の芽々が同行しないのは心底名残惜しいらしく、陽が呟くが。
「行かない」
またも悪魔のような拒絶。
「海か…大物が釣れるかな」
魚を釣るのも食べるのも好きらしく、葉也は表情にこそ出さないものの楽しみにしているようだ。
「せっかく来たのにじっとしてるのも勿体無いからな」
陽が待ちきれないといった様子で立ち上がる。
ここからは各々目的地に向かって別行動となる。
海水浴に向かうのは陽、きょうこ、葉也の三人。
キャンプに向かうのは宜虎、芽々、小夜だ。
「芽々先輩、ほんとに海水浴行かないんすか~?」
プロポーション抜群の芽々が同行しないのは心底名残惜しいらしく、陽が呟くが。
「行かない」
またも悪魔のような拒絶。
「海か…大物が釣れるかな」
魚を釣るのも食べるのも好きらしく、葉也は表情にこそ出さないものの楽しみにしているようだ。