天神学園高等部の奇怪な面々Ⅲ
先頭を歩く葉也に視線を注ぐきょうこと陽。
「……………………あれ?」
そんな二人の視線に気づいて、ようやく意識を取り戻したかのように葉也は惚けた声を上げる。
「どこだここ?」
「えええええええええ!?」
陽がギョッとしたような顔をして声を上げた。
「葉也おまっ…海への道知ってて先頭歩いてたんじゃねぇの?」
「知ってる訳ないだろ、俺は初めてこの辺りに来るんだし」
「じゃあ何で自信満々で先頭歩くのよう!」
「いや…」
きょうこの言葉に、葉也はポリポリと頭を掻いた。
「ノリで?」
「ふざけんなお前!もうやだこの天然ポニーテール!」
陽が頭を抱えて悶絶した。
「……………………あれ?」
そんな二人の視線に気づいて、ようやく意識を取り戻したかのように葉也は惚けた声を上げる。
「どこだここ?」
「えええええええええ!?」
陽がギョッとしたような顔をして声を上げた。
「葉也おまっ…海への道知ってて先頭歩いてたんじゃねぇの?」
「知ってる訳ないだろ、俺は初めてこの辺りに来るんだし」
「じゃあ何で自信満々で先頭歩くのよう!」
「いや…」
きょうこの言葉に、葉也はポリポリと頭を掻いた。
「ノリで?」
「ふざけんなお前!もうやだこの天然ポニーテール!」
陽が頭を抱えて悶絶した。