【キセコン】春夏秋冬スペース日和
「ほんまオマエ小食やなぁ。まだ、十人前もいっとらんやろ! そんな事やから乳がでかく……、いったぁぁぁぁぁぁぁ! オマエ人の触覚何回抜いたら気ぃすむねん!」

冗談じゃない。

あの普通の少女は明らかにプロだ。

空気を含まないように食べ物を口に運び、先程は胃に隙間を開ける為に軽く身体を動かしていた。

既にその胃袋には、三キログラムを超える肉が収まっている筈だ。

その少女を指して小食などとは……。
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