ぼくらのハーモニー Ⅱ
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「よ。」
「おう。」
バスに乗った。
3年生になると、塾へ行く回数も多くなったので塾バスにのることになった。
涼太もだ。
俺は、涼太と同じ塾だった。
前は、ふつうのバスに俺と涼太と南方と行っていたけど・・・
まぁ仕方がないのだろう。
「クラス替えあったんだろ?」
「おう。」
「どうだった?」
「まぁまぁ?」
俺は、南方のこときかれるんじゃないか・・・?
と思った。
「柚希と一緒だった?」
案の定だった。
「いちおー。」
「なんだよ。その無愛想な答え方は!」
涼太は俺をバシン!と叩いた。