《完》蜜恋☆LOVERS 〜幼なじみは独裁者!?〜
「物々しい言い方だよね。

なんかドラマの中の話みたい」



「ウン………」



ジュースには口もつけない
で、うつろな返事を返すあたし。



――だけどこれは、
ドラマの中の話なんかじゃない。


全部、現実。




陸はこの学園ではそう
呼ばれ、生徒会保守派の
3年生には疎ましがられ、
同級生の一部には絶大な
支持を得てる。


そういう存在らしかった。



「どうして陸さんが
そんなことをしてるかは、
わからなかったの?」


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