《完》蜜恋☆LOVERS 〜幼なじみは独裁者!?〜
あたしは陸に言われた
ことを想像してみた。



そしたら、本当に
そのとおりだなって思って。



これから先、後ろめたい
気持ちを抱えて後藤先生と
会うのは嫌だって、心から
思った。



『……わかった。

あたし、後藤先生に謝りに行く』



ようやく決心してポツリと
呟くと。



……陸は満足そうな笑顔を
浮かべて、『よしっ』と
あたしを引っ張って
立たせてくれる。



『偉いぞ。それでこそ
オレの妹分だ』


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