《完》蜜恋☆LOVERS 〜幼なじみは独裁者!?〜
「ウン……そうだよね」



今あたしが生徒会室に
向かうのは目立ち過ぎる
気もするけど……

でもやっぱ、あんないい
人をシカトとか、とても
できない。



「――行ってくるよ。

ゴメン美月、夕食までの間――」



「わかってる。

何とかごまかしとくから」



「ありがと!」



お礼を言って、あたしは
寮生に声をかけられない
うちにと大急ぎで寮を
飛び出した。



校舎に戻り、生徒会室を目指す。



と、その途中――…。


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