《完》蜜恋☆LOVERS 〜幼なじみは独裁者!?〜
「あら、だからこそですわ。

少しでも早く学園に慣れて
頂くために、外部入学の
方から選出しようって
決めてましたの」



「そ、それなら他にも
候補はいるじゃない?

なんであたし達なの?」



「それは、他の方はもう
帰ってしまわれたようですから」



言って教室内を手で示す
彼女に、あたしと美月も
急いで辺りを見回した。



……たしかに残ってる中途
組は、あたし達だけみたいだ。



でも、だからって――。


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