《完》蜜恋☆LOVERS 〜幼なじみは独裁者!?〜
あたしはちょっと強引に
玄関に足を踏み入れドアを
閉じると、面食らってる
おばさんに説明した。



「あのね……実は今日は、
おばさんに会いたくて来たんだ。

うちの親には内緒なの」



「え―――…?」



おばさんは見る間に目を
真ん丸にする。

……まぁ当然の反応だよね。



あたしは間髪を入れず、
事情を話し出した。



「陸のことでどうしても
聞きたいことがあって来たの。

あんまり時間がないから、
それで……」



「陸の、ことで――?」



「ウン」


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