《完》蜜恋☆LOVERS 〜幼なじみは独裁者!?〜
「―――――!!」
「あの人が生きてるうちに
満足のいく結果を見せなきゃ、
援助の話はホゴになる。
多分今回が、最後のチャンスだ」
「そんな…………!」
愕然として漏らした声に、
ジャリッと地面を踏む音が
重なる。
――陸はあたしに背を
向けて、歩き出そうとしてた。
「ま、待って、陸――!」
「――来んな!
お前もう、マジでここから
消えてくれ。
頼むからこれ以上、オレを
かき乱さないでくれ――…」
_
「あの人が生きてるうちに
満足のいく結果を見せなきゃ、
援助の話はホゴになる。
多分今回が、最後のチャンスだ」
「そんな…………!」
愕然として漏らした声に、
ジャリッと地面を踏む音が
重なる。
――陸はあたしに背を
向けて、歩き出そうとしてた。
「ま、待って、陸――!」
「――来んな!
お前もう、マジでここから
消えてくれ。
頼むからこれ以上、オレを
かき乱さないでくれ――…」
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