《完》蜜恋☆LOVERS 〜幼なじみは独裁者!?〜
     ☆☆☆☆☆



どれくらい時間が
たったのかわからない。



でも辺りは完全に日が
落ちて真っ暗。

夕食の時間がとっくに
終わってることだけは、
間違いなさそう。



だけどあたしは道場の裏
から、一歩も動くことが
できないでいた。



このままただ寮に帰って、
明日を迎えるわけにはいかない。



でもそれじゃあ、今から
自分に何ができるのか。


――その答えも見つから
なくて、あたしはその場を
動くことが、できなかったんだ。


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