《完》蜜恋☆LOVERS 〜幼なじみは独裁者!?〜
「オレがそばにいて構って
やんねーと、すぐに
ビービー泣き出すような
女だったくせに。

いつの間にそんなに、
変わってたんだ……?」



「あたしが、変わった――?」



――ウン。
たしかに、そうかもね。



「だってあたし、頑張ったもん。

この4年間、陸のいるこの
学園に来ることだけを
考えて――

ホントに、必死で……」



「勉強したってか?

たしかに、まさかお前に
この学園に入る頭がある
とは思ってなかったけどな」


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