《完》蜜恋☆LOVERS 〜幼なじみは独裁者!?〜
陸を追いかけたい気持ちが。
陸を好きな気持ちが、
あたしを強くしてくれた。
「結愛―――…」
陸は後頭部から手を離して、
その手でそっとあたしの
顔を上向かせた。
息がかかりそうなほどの
距離に陸の顔があって、
あたしはこれ以上ない
くらいドキッとする。
「お前が入学してきたって
知った時、正直ヤバいって
思った。
お前がいたら――オレは
きっと、これまでのように
心を凍らせて過ごすことは
できないだろうって」
_
陸を好きな気持ちが、
あたしを強くしてくれた。
「結愛―――…」
陸は後頭部から手を離して、
その手でそっとあたしの
顔を上向かせた。
息がかかりそうなほどの
距離に陸の顔があって、
あたしはこれ以上ない
くらいドキッとする。
「お前が入学してきたって
知った時、正直ヤバいって
思った。
お前がいたら――オレは
きっと、これまでのように
心を凍らせて過ごすことは
できないだろうって」
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