《完》蜜恋☆LOVERS 〜幼なじみは独裁者!?〜
     ☆☆☆☆☆



ガサガサッていう木の葉が
揺れた音に、あたしは
てっきり陸だと思って
笑顔で振り向いた。



でもそこにいたのは予想も
してなかった人物で、
あたしは思いきり目を
白黒させる。



「会長っ!? こ、こんな
所でどーしたんですか!?」



「芹沢さんこそどうしたの?

……って、それは聞く
までもないか。

ここってもしかして桐島君
とのデート場所だった?」



サラリと言われた刺激的な
セリフに、あたしは一気に
耳まで真っ赤にして、


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