《完》蜜恋☆LOVERS 〜幼なじみは独裁者!?〜
あーあ。
先輩、『大丈夫かよ?』
ってうさんくさそうな目で
見てるな。

まぁこんな態度じゃ
無理もないだろうけど。



半分自暴自棄にそう思って
たら、奥の方から新しい
声が飛んできた。



「だいぶ元気がないようだね?

ひょっとして、そんなに
寮長の仕事に不安が
あるのかな?」



「あ……えっと………」



さすがにあたしはドキッと
して、少しだけ背筋を伸ばす。



だって声をかけてきたのは
生徒会長だったから。


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