大好きな君へ
私が、平助君の待っている部屋に向かっていると、前から誰かが走ってきた


よぉく目をこらすと



「へ、平助君!?」


すると、廊下にも関わらず

ぎゅっ


と抱きしめられた



「へ、平助君?どうしたの?」


すると、平助君は抱きしめる力を強くした


「ごめんな?ちぃが怖い思いしたのに助けられなくて……ちぃを守るって言ったのに……」


怖い思いって、昨日の事か……


私は、そのまま優しく


「大丈夫……今、平助君が抱きしめてくれたから……」


と言った


これは本当の気持ち


今、平助君に抱きしめられて、とっても安心してる


すると、平助君は顔を赤らめて


「/////////はぁ……ほんっとに…」


と呟いた


「へ?」


私がきくと「何でもねぇよ」と言った


そして私達は門屋をでた























その頃門屋では─────


「お千ちゃんやるなぁ〜」

と綺銘


「いや、あれはただ天然なだけやな」

と蓮華


「幸せになるんやでぇ…」

と綺叶


「うちも恋したいわぁ〜」

と風珱



「若いって良いもんやぁ」

とお多恵


「「「「って、女将さんいつのまに!!」」」」




さっきの平助と千奈の一部始終をみていた5人でした

< 108 / 204 >

この作品をシェア

pagetop