大好きな君へ
少し廊下を歩いてつきあたりまっくると

くるっ

と平助君がこっちをむいた

そして、ムスッとして

「さっき佐之さんと何話してたの?」


と言った

そして、少し顔を赤くして

「……それに、佐之さんと手、つない出たし」


と俯きながら言った


そして、やっと聞こえるぐらいの小さな声で


「俺以外の奴と何か手、繋ぐなよ……」

と言った

「えっ?へいす…っん」


私が話そうとすると、そのまま平助君にキスされた


「ん……ふわぁ…へ、平助君?」


優しく唇を離すと今度はぎゅっと抱きしめられた


「ごめん……妬いた」


妬いた?

平助君が私にヤキモチ妬いてくれたの?

何か嬉しいな……


私は平助君の腕のなかから顔を出した


そして、


ちゅっ


と平助君にキスをした

「平助君大好き」

「///////////ちぃの………ばか野郎……」


そして、また短いキスをした



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