大好きな君へ
「わ、わ、私だって、わ、わたさないもん」

私が必死で抵抗すると、お凛ちゃんは

「あんたみたいな"ブス"に私が負けるかしら?」


と言って、どこかに言ってしまった


私は涙目で縁側に一人で座った


お凛ちゃんに負けないもん!



私は心に決めた




その翌日から地獄の日々が始まった


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