大好きな君へ
◇◆side平助◇◆

最近、お凛がいてちぃに触ってない

今すぐ抱きしめたい


俺が部屋に戻るとちぃがいた

何か言いたげにしてる


「平助君、あのね?」

それから、何故か涙目になるちぃ

「あ、あのね?」


すると、突然


ぎゅーっ


と、ちぃが俺に抱きついた

「////////ち、ちぃ?」


ちぃは俺に抱きついたまま話しはじめた


「私、平助君がどこかに、お凛ちゃんの所に行っちゃいそうで怖いの……」

そっか……

ちぃは不安だったんだな…

「ごめんね?勝手なこといって……うっ…で、でもね……うぅ……嫌いにならないで……」


泣きながら言うちぃがとても愛しくみえた

「ちぃ、顔あげて?」

俺は、ちぃが顔をあげると



ちゅっ



と短いキスをした


それから、優しくちぃを抱きしめた

久し振りに抱きしめたちぃは何だかとても小さく思えた

「ちぃはバカだな……俺がちぃ意外好きになるわけないじゃん」


そして、耳元で囁いた


「不安にさせてごめんな?……………ちぃ、愛してる」


そして、愛しいちぃの唇を優しく奪った


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