大好きな君へ
部屋に戻ると


フラッ


目眩がした


ヤバイ!!倒れる……

と思ったとき



ふわっ



平助君に受けとめられた

「ちぃ、大丈夫か?」

「だ、大丈夫だよ」

私は平助君から起き上がろうとするけど、体が言うことを聞かない


私は何とか体を起こしてたつと、また目眩……



すると、





ぎゅーっ





「あんま無理すんな………」

平助君に抱きしめられた


「大丈夫……ありがとう」

私は平助君からそっと離れた

「ちょっと外に行ってくるね?」

「うん……」


私は重い足を引きずって、縁側に行った


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