大好きな君へ
「私ね?新撰組の皆に会えて良かった…平助君に会えて良かった……こんな私に皆優しくしてくれて、沢山の大切な思い出をくれて……」
「平助君……私を見つけてくれてありがとう……私を愛してくれてありがとう…」
平助君の瞳からはポロポロと涙が流れていた
「なにいってんだよ……これからも一緒だろ?」
「だ…めだ…よ……私もぅ…消えちゃう……」
「そんなこと言うな!!」
平助君は私を離すまいと抱きしめる
でも、段々私の体から光が出てくる
「平助君……大好き……あい…してるよ……」
「俺もちぃが大好きだよ…愛してる」
「あ…りが…とう」
私は最後の力を振り絞って平助君にキスをした
次の瞬間、私は光に包まれきえた────