大好きな君へ
◇◆side千奈◇◆

ガヤガヤ……ザワザワ……


今私は広間の外にいる

近藤さんに呼ばれたらはいる予定だ



なんか緊張するな……


皆は私のこと受け入れてくれるかな……


すると

「千奈君、入りなさい」

と言う近藤さんの声がきこえた


よし!頑張ろう


私は心の中で気合いをいれて部屋に入った






シーーーーーン






中は静まり返っていて、さっきのざわつきが嘘のようだ



それに、広間にいるのは










男しかいない



私、大丈夫かな?


すると、近藤さんが私を皆に紹介してくれた


「こちらは、今日からこの、壬生浪士組の女中になった、石神千奈君だ!彼女は声が出ないから、あまり彼女を困らせないように!!」



ザワザワ……




近藤さんの"声が出ない"という言葉に周りがざわついた


すると、近藤さんが

「静かに!!では、これより千奈君の歓迎の宴をはじめる!!皆、今日は思う存分飲むといい!!」


「「「「「うぉぉぉ〜」」」」」


こうして、私の歓迎会が始まった






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