大好きな君へ

それから、何度か舞踊ちゃんの傷をなおしているうちに、次第に舞踊ちゃんのお母さんが不審がるようになった


そして、ある日私と舞踊ちゃんとその他3人の5人で遊んだ時


「いたい!!」


誰かが転んでしまった

私はいつものように治す


いつもは、舞踊ちゃんなら喜んでくれる


なのに


「ちなちゃんへーん」


「ほんとだ!!ちなちゃんこわい」

「やだーこわい」


誰も喜んでくれない






その日から、この"治癒能力"のせいで私は変な子、酷いときは"化け物"といわれた



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